どうも皆さん!こんにちは!お盆・夏休みボケ・夏バテから回復し、実質的に今年後半戦へ向けて頑張る時期ですね。
★さて、今回のゲストは千葉県在住<さかもとこーひー>坂本さん。自家焙煎珈琲豆の個人起業家で、この数年、仲間のグループと共に世界一の珈琲豆をインターネットオークションで落札。自家焙煎業界では有名な方です。坂本さんとは、神田昌典さんというコンサルタントが主宰するパーティで逢い、初対面でしたが意気投合。19歳で喫茶飲食の世界にサラリーマンで入り、27 歳で喫茶店を独立開業。その後、思うところがあり店を閉鎖売却し、珈琲豆の自家焙煎&販売に特化。起業以来約20年、食えない時期も長かったようですが、今では自家焙煎自営業界平均の2倍以上の実績を上げています。
★<さかもとこーひー>は、その売上のほとんどが通信販売。当初は地道にポスティングしたり、地場タウン誌と組んで「無料珈琲教室」を約300回開催。本物の珈琲の良さや入れ方を知ってもらい、気に入った人があとで注文&配達・・・その後、インターネットの出現でいち早くホームページやメールマガジンを発行し、現在はネット経由が半分。
★実は今朝、朝6時半から「やる気会」という勉強会で坂本さん、起業コンサルの柴田マーク、ポストカード制作販売・ホワイトベース小串さん、アリコジャパン松本さんらと話していたのですが、最近は独立起業というとネット系が多く、しかし結局はネット通販も対面販売・アナログと同じ。まずはお客さんの現場を廻ったり、ヒヤリングしてお客を知らねば売れないし、通信販売=通心販売=メールや電話でのコミュニケーションには心が通じないと売れないし、一度売ったお客に何の接触もしないと、新規のお客に忘れ去られ、1年で半分以上が逃げてしまうので、定期的に忘れられない行動が必要。
★ホワイトベースの小串さんは、全国約8000の美容室にその場でスグ出せるハガキを販売していますが、普通の美容室の廃業・倒産率は5%。年に1回でも来たお客にハガキを出している美容室の倒産率は0,5%。そして、2?3ヶ月に1度はハガキを出している場合は、倒産・廃業率は0%。
つまり、極端な言い方ですが、年に1度でもお客にハガキを出せば倒産危機率は1/10に減り、定期的にお客と接すると業績は必ずアップする。
★<さかもとこーひー>坂本さんも、11年前にランチェスター竹田先生の本「一枚のハガキで売上を伸ばす法」を読み、注文を頂いたお客には定期的にハガキやメールを発送。坂本の仲間も1年前からこのハガキを実行し始めたところ、売上は2倍になったそうです。
★先日、戦前戦後で日本の最大の教育・哲学者と言われる「森信三」の言葉を調べていると、「しつけ3原則は<ハイの返事><あいさつ><はきものをそろえる>の3つである。これだけをやれば他のしつけはできるようになる」。さらに、「複写ハガキ、ひとり雑誌の発行などをやれば、商売人生も繁盛する」とありました。「複写ハガキ」とはお世話になった人にハガキを出す、「ひとり雑誌」とは、今でいう定期メール・かわら版・ニュースレターのようなもの。
★竹田先生の本「一枚の感謝コミで儲けなさい」によると、儲け=いかに「信者」を創るか=「人」に「言」を多く投げかける「者」とも書き、儲けるためにはお客へ情報提供・コミュニケーションが大事だと。それを「やり続ければ」業績も後からついてくる・・・。
私もこのインタークロス通信やベンチャー大学・ネット日記を、下手でもとにかく継続しようと誓いました。