■中小企業の成功戦略13カ条 竹田陽一
5、非関連の多角化や商品の幅を広げすぎると戦力が分散する。弱者は商品の幅を狭くし、強い商品に力をより集中せよ。■自治体専門の広告代理店ホープ、不良専門の矢沢永吉、ヤンキーバカのドンキホーテ、最初はみんな単品通販で成功した九州通販、総合リフォームから外壁塗装に絞って60億ホームテック、賃貸やめて売買特化ハウスウェーブ、ラーメンうどん総合麺の一風堂に勝つため豚骨のみ一蘭■昔、百貨店は小売の最高峰で皆の憧れだった。読んで字の如く何でもあった。小売の競争がゆるい時代は。競争が激しくなると専門特化せねばならない。アパレル、家電、家具等の専門店に百貨店は駆逐解体された。何でもある食堂やファミレスも、中華、イタリアン、ラーメン等の専門店に負けた。人生は一度。やりたいことは何でも好きにやればいい。特に趣味とかは。ところがお金をもらう仕事ビジネスの場合、顧客は自分にとってコスパナンバーワンの会社お店商品を選ぶ。命の次に大事なお金を無駄に使いたくないから。例えば1000円以内でラーメンを食べたい。ファミレスにもラーメン専門店にもラーメンはあるが、和洋中華何でも作るファミレスとラーメン専門店では彼我の差は明らか。何でも屋は専門店に勝てない。サッカーも野球もスケートも全部プロで食える人はいない。人には無限の可能性がある。でもたった一つしか選べない。お金をもらうプロの仕事は。たまに地方やど田舎でアレもコレも非関連の多角化事業やっても成功してる社長がいる。強いライバルがいないからだ。余の中には遊びや趣味のようにいろんなビジネスやっても成功する社長がいる。が、競争が激しくなると、そのうち各業種の専門業者が来てやられる。まぁでも何やろうが自由なので好き勝手やってください。さっき本屋の新刊コーナーで著名なゴーストライターが、今回はゴーストでなく自分の名前で幸せになる法則みたいな自己啓発本を出していた。気持ちはわかる。いつも下請け日陰な身分だから自己顕示したいのだ。イイと思う。ゴーストライターブックライターその分野では日本一になったし。近親憎悪。私も昔は広告代理コピーライターで自分を出すことは御法度だった。クライアントのヨイショおべんちゃら第一。自由な文章は書けなかった。所詮はお金で買われた売文屋。それが自分の名前で本を書ける出せるようになり、そうか。広告主とかクライアントとかに忖度せず好き勝手に書ける著者って全然違う。が、8冊出したが所詮は竹田陽一やずや一風堂とかの受け売り代書屋。独自理論はいまだに出ない。その辺の記者ライタールポライター評論家著者コンサルと変わらない。と唸り続けて20年。ずっと守破離の守のまま。
中小企業の成功戦略13カ条その5