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東京10月◆借金40億から生還【実録】
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本を読んで感動して著者へ直メール。ナマで話を聞きたい。多くの人にも聞かせたい。救われる人多数いるはずと。以下は興奮して書いたFB投稿。
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著者は現在、鎌倉周辺で居酒屋を14店舗で年商13億・経常利益1,5億の二代目経営者52歳。キリンビールの優秀なサラリーマンだった36歳の時、父の急死で嫌だった家業を継ぐことに。当時は33店舗で年商22億・経常利益7500万円。と黒字だったが、借金は40億。それをこの16年間でほぼ完済した実録。座右の銘は「朝の来ない夜はない」「ネバーネバーネバー、ギブアップ」と根性論かと思いきや、具体的な戦略や戦術の見直し+最後は理念経営の導入で全社的な改革に成功している。という分析は誰でもできるが、それを実際に実行できるのは至難のワザ。実際、湯澤さんは思わず自殺未遂したり、下記ような修羅場をくぐっている。年商の2倍も借金があったら普通は万事休すだが、予想通り、オヤジは自社ビルや資産もあったので、その売却で13億円穴埋め。しかし、残り25億円は多角化の店舗閉鎖など減収増益の本業で返済している。16年間×毎年1億5千万円の返済で。最初は金融機関から「返済には80年でしょう」とか、リスケを申し入れたメガバンクのクソ副支店長から「ここで支店長に頭を下げなさい」とか、殺人犯してもおかしくない精神状態にも。普通に考えると返済は無理。というマイナス思考の毎日だったが、気合の入る「ゴッドファーザー」や「風と共に去りぬ」を100回見たとか、とりあえず5年は死ぬ気でやろうと「1827日めくりカレンダー」を手作りで毎日めくるとか、ありがちだが99%はやってないプラス思考の自己啓発行動も最高で、でもやっぱビジネスだから、客層を中高年男性に絞るとか、大手チェーンの少ない来ない立地に絞るとか、仕入れを市場で直セリで不揃い品を安くとか、戦略と戦術の改革もしっかり。最後は同友会の理念経営で社員とか周囲に感謝を態度で示す。夢戦感の行動が完璧ですね。信頼できる知人のブログに「読んで涙しました」とあり、私も親の連帯保証で1億円かぶって地獄を経験したことがあったので、読んでみようと初めてKindle版を購入。今は読むのにKindle不要で無料ソフトいろいろ。こうして紙の本は無くなるのだと実感。が、「居場所」としての本屋は残るか。しかし、こういう実録読むと思う。成功に占める戦略や戦術の割合はやはり半分もない。気合と根性と覚悟と決断と行動と人間力が8割だ。が、2割が間違ってると根性ややる気あっても結果出ない。両方大事ね。と、私は評論家に徹する。
以下はアマゾンより
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第0章 屈辱と混乱の日々―眩しく見えた元同僚
第1章 青天の霹靂―ある日突然、40億円の借金を背負う
第2章 どん底の、さらに底―逃げる気も失せるほど過酷な現実
第3章 「5年だけ」の勝負―瀕死の飲食店を立て直せ
第4章 天国の先はすぐまた地獄―過去最高益、からの新聞沙汰
第5章 後悔も迷いも消えた日
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◆本書は、ビジネスノンフィクションです。著者の湯澤氏は、人も羨むようなエリートサラリーマンだったにもかかわらず、父の急逝により、家業と莫大な借金を受け継ぐことになりました。その額、40億円。継いだ企業は「会社」と呼べないほどの崩壊状態、家にも督促の電話がかかってくる日々でした。やっと調子が上向いたと思えば、店の火事、ベテラン社員の死、食中毒事件と、驚くべき不運が続きます。しかし湯澤氏は、何度倒れても立ち上がるボクサーのようにKO寸前でよみがえり、ついには「80年かかる」といわれた返済を目前に控えるまでにこぎつけました。人生、いつ、何があるかわかりません。今どんなに“のっている”人も、今どれほど追い詰められている人も、湯澤さんの数奇な体験に胸が熱くなり、勇気をもらうことでしょう。机上の空論や飾り言葉ではない、真の「経営論」「人生論」がここにあります。
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◆講師について
株式会社 湯佐和 代表取締役。1962年神奈川県鎌倉市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、キリンビール株式会社に入社。国内ビール営業を経て、人事部人材開発室ニューヨーク駐在、医薬事業本部海外事業担当などに従事。
1999年、創業者であった父の急逝により株式会社 湯佐和を引き継ぐ。40億円という莫大な負債を抱え倒産寸前の会社を16年かけて再生。現在は神奈川県下で、14店舗の飲食店を経営し、これまでの経験から、「あきらめなければ道は拓ける、朝の来ない夜はない」をテーマに講演活動等を行っている。経営学修士、認定レジリエンス・トレーニング講師。
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まえがき
この本は、大手企業でバラ色のサラリーマン生活を謳歌していたにもかかわらず、父親の急死により36歳で突然、倒産寸前の家業と40億円の借金を引き継ぐことになった不運な男の、泥まみれの16年間の記録である。
これだけ不幸の女神に愛されながら、なぜ男は首を吊らずに済んだのか。なぜ「会社を継いでよかった」といえるようになったのか、本書ではその顛末を記す。
不運な男とはもちろん、私だ。
長らく実家のことなど見向きもせずにいたサラリーマンの長男が突然家業を継ぐことになったという話も、離れて暮らす子供たちが気づかぬうちに親が多額の借金を抱えていたという話も、世間ではよくあることだろう。
しかし、連帯保証人でもないのに会社を引き継いで、背負った借金が40億円となると、いささか珍しいかもしれない。それもただの40億円ではない。大勢の社員を抱えた立派な企業の借金40億ではなく、地域密着型居酒屋経営の中小企業での借金40億である。
父の葬儀の直後、私か初めて本社事務所を訪ねたときから、株式会社「湯佐和」は資金ショートの連続だった。ショートなどという生易しいものでなかった。
金庫がすっからかんのところへ「7日以内に1200万円を用意できなければおしまいですよ」と畳み掛けられ、仕方なく10日ほど勤め先を休んで社員の相談に乗っているうちに、気づけば私は「社長」と呼ばれるようになっていた。どれだけ必死に対応しても、ありとあらゆるトラブルが毎日のようにこれでもか、これでもかと襲ってきた。
地下鉄飛び込み未遂事件や、立て直しの兆しが見えてきたところへの狂牛病問題、食中毒での新聞沙汰、失火による店舗の全焼、信頼する社員の死、ベテラン社員の退職……。まさに悪夢のような日々だった。
16年間、泥の中を這いずり回り、何度も川に突き落とされるような人生を送ってきたが、時は経ち2015年5月、私は借金をほぼ返済した。36歳だった私は、52歳になっていた。
社員の力を借りてどのように会社を立て直したのかは本文に譲るが、世間に数多ある素晴らしい会社の経営をされている方々と比べれば、企業経営について何かを語る資格は私にはない。40億という絶望的な金額にしても、私がこれを返せたのは、明日にも倒産寸前だったとはいえ年商20億円あった中小企業を引き継いでいたからである。
置かれた条件が違えば、借金が4億だろうと、4000万だろうと、400万だろうと、それは地獄の苦しみだ。だから、私がお伝えしたいのは、仕事や人生において、死んでしまいたくなるような苦境に陥ったときに脱出するための方法と考え方の一例である。
サラリーマン時代は、海外事業という念願の職を得て、精神的にも経済的にも満たされた生活を送っていた。家族と愉快に、健やかに過ごす安楽な日々だった。
ある日突然、ボロボロの会社の経営者となったことで、そのような「夢に描いたとおりの生活」は永遠に失ってしまったわけだが、その代わりに今は、大企業にいては知ることのできなかった大きなやりがいと感謝の気持ちを持つことができた。
自分の足で立っているという充実感、一緒に働く仲間と共に成長していく幸せ、地域社会や経済に貢献する喜び、そして、人生や家族への感謝――。この境地にたどりつくまでには、本当に長い年月が必要だった。
人生を憎まなくなったのは、つい昨年くらいのことだ。だからきれいごとはいえない。きれいごとはいえないが、信念となった言葉がある。
「朝の来ない夜はない」
「Never Never Never Give Up」
私はこの言葉に命を救われた。
中小企業の経営者の方はもちろん、起業を目指す方、実家が会社を経営されている方、そして、自分は今どん底にいるのだという方、将来の進路や働き方に悩む学生さんにも、私の思いもよらない人生を覗いてみていただけたらと思う。
人生、不条理なことが山ほどある。そんなことばかりだと思う日もある。
でも、朝の来ない夜はない。あきらめるのはまだ早い。
まえがきを読んでくださり、ありがとうございます。私の数奇な体験が、誰かのために少しでもお役に立てるとしたら、これ以上の幸せはありません。
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■日時:10/9(金)18:30?20:30 ※18:00?交流タイム
■費用:5500円 会場で。終わって別途懇親会。
■場所:東京都新宿区四谷1-8-6 ホリナカビル3F
□四ツ谷駅・徒歩3分 地図 http://bit.ly/1LHiolY
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