はじめに
どうも!小さな会社お店個人事業主専門の成功事例作家です。私は大企業から中小ベンチャーなどサラリーマン7回就職転職失敗し、8回目の今は小さな自営業で独立起業25年目です。
著書は「小さな会社の稼ぐ技術」(日経BP社)、「小さな会社☆儲けのルール」(フォレスト出版)、「弱者の戦略」大逆転バカ社長」(経済界)など8冊25万部。その何割かは台湾・韓国・中国・インドネシア・ベトナムでも翻訳出版されてます。
今や大企業サラリーマン向け一流コンサルタントのビジネス書もも平均1万部売れませんが、サラリーマン失敗組から起業した三流作家としては、まぁまぁ頑張ってると自負しています。
その証拠として、今すぐスマホで「かやのかつみ」と検索し、アマゾンレビューを見てください。
近著は「小さな会社の稼ぐ技術」(日経BP)ですが、どの本もレビューの多さと高評価には自信があります。
私自身はサラリーマンでことごとく失敗しました。さらに独立起業しても最初の新宿御苑での起業はわずか半年で廃業して33歳でバイトへ。
その後、福岡の実家が他人の連帯保証1億円の借金をかぶり、長男である私もUターンして連帯保証人に。裕福だった祖父の代からの土地や家屋敷・株券全て売却しましたが、バブル崩壊の時期だったので財産価値が7分の一に下落。
地元の中小企業に就職をしていましたが、残債の数千万円は手取り給与20万円ではとても返せず。さらに連帯保証を被った母が自殺。
追い込まれた私はそれまで裕福サラリーマン一家のボンボンだったんですが、生まれて初めて心に火が付きました。実績としては大した事は無いですが、地方の中小の広告代理店営業マンとして約年商1億で営業利益年間2500万円ほどに。
当時の勤務先の温情でクライアントを半分いただき、広告代理業として二度目の独立をしました。
その福岡にUターンした3年前のサラリーマン時代から、私は「九州ベンチャー大学」という成功社長を招いた体験談を聞く勉強会をスタートしました。
それは、大借金を抱えていたので手取り20万円の地方中小サラリーマンでは返せない。東京で失敗したが、また独立して返さないといけないような予感がして、つまり借金を返すにはサラリーマンじゃなく独立起業せんといかんだろう(博多弁)。
先輩社長のがどうやって独立をして成功したのか?その秘密を聞きたい私利私欲でした。ところが思いもかけず、起業目指す一般サラリーマンや地元の中小企業社長の参加も多くなり、27年目の現在までホンの数人の無料「缶ビール会」とかも含めると、軽く1000回以上は現場経営者の体験談を聞く勉強会をやってきました。
私も博多発の通販「やずや」、ラーメン「一風堂」の社長みたいに年商何十億はやりたい。そう思って起業した広告代理業を数億10億目指していたんですが、40歳前に「俺は経営者には向いてない。いや実力が全くない。素質もない」。
ただ経営体験談の勉強会を主催しているうち、日経新聞の記者や帝国データバンクの調査マン、怪しい経営コンサルタントやビジネス書の著者のように、オレも会社や社長の評論家、コメントエンター、事例作家を目指そうと転身を決意。
幸い、自転車で5分のところにランチェスター経営竹田陽一という、ソフトバンク孫正義や旅行会社エイチアイエスの創業者、最近ではアパホテル会長も学んだ「ランチェスター経営戦略の大家」がいました。
私も全国に約200人いる弟子の末席に座り、先生の応援も受けて44歳の時にビジネス書の出版が実現しました。以来8冊、私の本はすべて中小零細企業の事例ばかりです。
たまに偉そうにランチェスターや竹田陽一師匠の名を借りて成功要因を分析したりしたしますが、今回の本はほとんどすべて、私が主催した「九州ベンチャー大学」や「東京ベンチャー大学」で話していただいた経営者やコンサルタントのライブ講演をそのまま文字起こししました。
このすべての社長のセミナーに参加したら軽く5万円円は超えます。それがなんと今回はこの本1冊にまとまって1700円。もう絶対買いです。笑笑。
さらに、いつもは有名なソフトバンクやエイチアイエスや、地元発で上場もしたラーメン「一風堂」や数百億企業になった「やずや」の話で本を売ろうとするんですが、今回はほとんどが無名の中小企業・小規模事業です。世にある会社や個人事業主の99.7%は中小企業で、うち9割はほぼ5人以下の小規模事業・自営業です。
正直、無名の中小企業の事例本は売れないんですが、今は大変な国難が起きているし、世界を見てもそうだし、まぁコロナ疫病もそのうちなくなるでしょうが、大震災や金融ショックなども含め、今後も何が起きるかわかりません。
日本は9割がサラリーマンや派遣社員やバイトですが、会社に頼らず自力で生きていく独立起業家精神はサラリーマンも必須です。
大企業の事例はかっこいいですけど、やっぱり地味な中小企業にそのまま応用できるところは少ない。
私は小さな会社専門の事例ビジネス書著者として、今回も中小事例を深く濃く紹介します。