ビックリです。15年ぶりに会った旧友が大成功してました。群馬県高崎で不動産業を1人でやってた広田さん。「事業に行き詰まって引きこもってる」噂は15年前に。久々に会うととんでもないことに。
【書評】地方の寂れたシャッター街が「宝の山」に変わる。「ビル投資というブルーオーシャンの歩き方」
不動産投資本/書評 ニュース・「健美家」サイトより
皆さんはビル投資、テナント投資についてどう思われるだろうか。アパート・戸建てといった住居系の不動産投資と比べて安定性、再現性に欠けるので手を出さないと決めている方も一定数いらっしゃるだろう。
一方で、興味はあっても住居系不動産投資と異なり、ノウハウや経験談に触れる機会が少なく、情報に乏しいので手が出しづらい、という方も少なくないのでは。
そこで今回は、貴重なビル投資の経験談や成功法則が詰まった書籍『ビル投資というブルーオーシャンの歩き方―強者が競い合う「アパマン投資」はすでにレッドオーシャンである(プラチナ出版)』をご紹介する。
■半径300m圏内に集中投資。「弱者の戦略」で独自性を築く
著者は貸ビル業&健美家コラムニストの広田健太郎氏。プロサッカー選手やHIPHOPの中古レコード店主を経てビル投資に辿り着いた異色の経歴の持ち主である。所有物件はビル30棟約80テナント。住居系不動産は一切所有せず、ビルだけで家賃年収約1億円を得ているという異色の不動産投資家だ。
著者のメインの投資エリアは群馬県高崎市。主に商店街やアーケードなどのシャッター街の築古雑居ビルや飲食店ビルを、数百万円~1千万円前後の金額で購入、再生してテナントに貸し出す。メインエリアでは自宅、会社と投資物件を半径300メートル内に集中させており、何かあったらすぐに自転車で駆けつけられる距離というのを大切にしている。
「超」がつくほどのドミナントで、テナントビルを専門にニッチを突き詰める経営は、「弱者の戦略」とも言われる「ランチェスター戦略」をまさに具現化していると言える。
日頃から街を歩き、自身のテナントで食事や買い物をしながら店主と情報交換を行う。エリアを絞り、長年かけて信頼と専門性を積み上げることで「このエリアでテナントのことなら広田さんに」と皆から認識されるような、独自のポジションを確立している。
■ビル投資は「ブルーオーシャン」な市場。その真意とは
本書のタイトルにもあるとおり、著者に言わせればアパマン投資は強豪ひしめく「レッドオーシャン」な市場で、一方のビル投資は「ブルーオーシャン」な市場だという。
ただしブルーオーシャンとは、決して楽に稼げるという意味ではない。「再現性が高い」「サラリーマンが副業で始めやすい」といわれるアパマン投資とは真逆の世界だ。
何故なら、飲食店での火災リスク、飲酒による客同士の喧嘩や騒音等の近隣トラブルといったビル投資ならではのリスクやトラブルに備える必要がある。また、築古の雑居ビルを購入する上では建物の修繕の問題も付いて回るうえ、融資付けの難易度もアパマン投資よりは高くなるからだ。
キレイで簡単な世界ではなく、むしろ泥にまみれながら生き抜く覚悟や胆力も必要な世界であることを、我々は認識しておかなくてはならない。
だがそういった参入障壁があるからこそ、そこを乗り越えてしまえば高い利回りを確保することも可能であり、また大きな売却益を手にできる可能性もある。
一般的にビルは売却が難しいと言われるが、広田さんに言わせれば「むしろ簡単」であり、また売値が買値の数倍になることも珍しくないという。究極の出口戦略は「入口の前」にあるというが、その真意はぜひ本書で確かめていただきたい。
■いつか自分のビルを持ちたい、すべての人へ
本書では著者のビル投資一筋20年間の経験や知識を余すことなく、リアリスティックかつ情熱的に伝えている。ビル投資は儲かるだけでなく、誰か(お店をやる人)の人生を応援できる点、地方のシャッター街に明かりが灯り、人が集まることで街が活気づいていく様子を見られる点が魅力だと著者は言う。
この本の読者が地域のシャッター街に投資して、日本全国の地方が元気になってくれれば。そんな願いを込めて世に送り出された本書は、「いつか自分のビルを持ってみたい」というすべての方におすすめの一冊だ。
※広田さんのコラムやAmazonは以下コメ欄

