第149回 「田舎で日本一」の理由/編集好奇 '05年10/27

投稿日:2005/10/27 更新日:

どうも!栢野です!この1ヶ月では浮羽・筑後の商工会、東京の大田区異業種交流会(幹事は宮坂税理士)、静岡の伊東商工会議所、神奈川県厚木異業種交流会(猪俣行政書士主催)、和歌山県田辺市(しんか総合コンサル主催)、和歌山市(ネクストステージ主催)、福井市法人会青年部、島根県・松江商工会議所に講演講師で伺いました。

★「伊東」(人口8万人)は昔、CMで「♪伊東に行くならハトヤ。電話はヨイフロ♪」とよく聞いていましたが、行ったことがなかったので楽しみでした。予想通りの街並み。

近隣の熱海と同じく、伊東は温泉街。熱海などの温泉街は廃れている・・とよく聞いていて、事実、旅館等はピーク時の半分~2/3に減っているらしいですが、車中や駅前や町中は中高年+ジジババで溢れ、都会の喧噪とは全く違う心地よさを感じましたね。

熱海~伊東の列車も60代~男女で溢れかえってましたが、イスが海側に向き、絶景の景色が楽しめる。これからの本格的な高齢化社会を迎え、浅草のジジババ寺みたいに、この近辺は復活するなと感じました。

★和歌山県田辺市は紀伊半島の南部にある人口7万人前後の町。昨年「世界遺産」に登録された熊野古道への入り口駅でもあり、観光客は倍増とのこと。夕方、駅前商店街をブラブラしているとパン屋が3軒ありましたが、そのうちの1軒が大繁盛。行くと「1時間ごとに焼きたて」。弱者が大量生産・大量販売・安さの大手メーカーに克つには手造り・出来立て・鮮度ですが、おーヤッパリと。
◎弱者の商品戦略=手造り+鮮度で勝負!

★さらに田辺講演会主催の保険総合代理店「しんか総合コンサルティング」吉本社長は、前職のGEエジソン生命時代から日本一の実績。大阪や名古屋から2時間以上かかる人口数万人の田舎には「オーダーメイド」+「コンサルティング営業」する同業皆無で敵なし。
一緒にパネラーで同席の名倉公認会計士・税理士は監査法人勤務を経て、隣町の人口3万人の御坊市で開業。やはり一人勝ち状態。
◎弱者の地域戦略=大都市より田舎!

★同じくパネラーの和歌山市在住の堀内行政書士29歳は、業務を「内容証明手続き代行」に特化してネット検索+処理件数で日本一。
◎弱者の商品戦略=一点集中で商品は絞る!

★和歌山市では、男性より印象が良い女性の飛び込み営業部隊が大活躍している人材派遣「トリプルウイン」の九鬼さん、単独店で月に6000人が来店するイタリア料理「シエスタ」の山添さんは料理と接客に加え、名刺・メニュー・会報の「うんちくコピー」が秀逸。
みかんを日本一ネットで売る「紀伊国屋文左衛門本舗」の上野さんは、全身をオレンジ色の服で身を固め、名刺も持ち物も全部オレンジ:投資もして集めたメルマガ17万部をほぼ毎日発行。和歌山マリーナシティの園芸店「園芸茶房」の石井さんは、室内用のミニ観葉&雑貨「なごみ」に特化。学習塾で脱サラ4年目の加速学習トレーナーの貞國さんは、通常の授業に右脳・七田+人生成功哲学系をアレンジ。

★福井では夜逃げからスタートした焼き鳥店を100店以上展開する「秋吉」。なるほど!と唸ったのは、出された焼き鳥が冷めないようテーブルにホットプレートを設置=寒い雪国の知恵だというが・・さすが!

そう言えば和歌山NO1のパスタ屋「シエスタ」のランチに出たパンは暖かかった!冷えたパンより暖かい方が格段にウマイ!商売はこういう「少しの差の積み重ね」ですね。田辺市での講演懇親会で参加者といろいろ話していたんですが、「いやー~、吉本さんからは本当にマメに手紙を頂くんですよ~」。「しんか総合コンサル」の吉本社長は、お客へ「毛筆で手紙やハガキを出す」そうです。さらに、単なる保険の売り込みではない、地域の人へ役立つ勉強会も定期的に主催。全国一になっている理由が少しわかりました。

★本日のゲスト「ホワイトベース」小串社長は「販促用ポストカード」の企画制作・販売。約1700種類のデザインされた「ハガキ」で、主に美容室さんなんかがお客さんへ出す時に使われています。

わかっていてもなかなか出せない葉書や手紙。しかし、ネットやメールになればなるほど、ハガキや手紙のアナログは光りますね。

その葉書の効用とコツ、さらに小串さん自ら、数億円の小さな市場で日本一になった独立起業の話しも楽しみです。

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