病室の窓から見た風景

投稿日:2010/1/1 更新日:

病室の窓から見た風景

月曜から水曜まで、大阪に戻ってきた。
市内の阪神高速松原線を車で移動していると、必ず見える建物がある。そのビルを見るたびに、思い出すこと。

今から約11年前、僕はすぐ近くの動物園がよく見える10階の病室で、冬の薄暗い天気を眺めながら、これからどうやって生きていくかを考えていた。

その年は僕にとって、人生で一番きつい年だった。

勤めていた会社の業績が急に悪くなり、大幅な賃金カットの末に、リストラの同然の退職。その後、知人と一緒に始めた仕事もうまくいかず解散。どうしようかと思っていたところで、激痛のため、緊急入院。

そして、手術。

それから、大学病院へ転院し、クローン病という、初めて聞く病名を医師から告げられた。しかも、治療薬がない「難病」と説明を受けた。すぐに、チューブを鎖骨の所に入れられ、約一月間、点滴から栄養剤を入れるだけで、一切食事をとることができなかった。このとき、人間口から食べなくてもいけるもんだと気がついた。その後、何とか少し回復し退院。

しかし、それからが大変だった。

すぐに仕事は見つからないし、身体も手術の副作用で以前のようには動けない。

『ああ、これからどうやって生きていこうかな』と思ったが、
いや違う、どういう死に方をするかを考えた。(自殺ではなく)
自分の死に方ぐらい、自分で決めることができる生き方をしようと考えた。

それが僕のそれまでのバカな生き方を反省する原点になった。
病気になって、やっと自分のバカさに気づいた。
すべての原因は、だれでもない、自分なんだと。

それから、いろいろな人との出会いや協力と援助、たくさんの本を読むことで、自分の夢に向かって、一歩一歩進むことができるようになりました。

その夢の実現に向けて、すごく大きなヒントや夢を与えてくれた人が、栢野克己さん。

10月に栢野さんが出版したばかりの著書『弱者の戦略』(経済界)は、栢野さん自身の経験(多くの転職・起業に失敗。うつ病5回・借金1億・自殺未遂)など、その後、本の出版を機に、年間100回の講演活動、零細企業の経営コンサルタント、ビジネス書のベストセラー出版など。

人には、ふつう話せないようなことまで詳しく公開し、どうやって人生を逆転できたかを正直に書いています。また、個人的にも親交のあった健康通販の大手『やずや』・「ラーメンの一風堂」の創業者の
苦労話なども詳しく出てきて、すごく面白い。

自分の人生を少しでも変えたい人、『弱者の戦略』読んでみてください。一冊の本が、大きな力を与えてくれるときがあります。

『人はふだん、日々の仕事に追われ、将来の夢や目標・目的はついつい忘れる。が、多くの識者も言うように、「緊急ではないが重要なこと」が一番大事だ。

夢が叶わないのは、夢を忘れるから

夢は、常にあなたのそばに置いてあげて欲しい』
(弱者の戦略より)

鳥取の喫茶+サーフショップ「カフェ・デルマー」さん

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